北京の大気汚染、危険水準に=米大使館の測定

【大紀元日本12月7日】北京、天津、河北、山東などの中国の北部地区ではここ数日間、重度の霧のため、航空便の遅延や欠航が相次ぎ、一部の高速道路も閉鎖されている。駐北京の米国大使館が4日に公表した大気汚染の観測データでは、直径が2.5μm以下の超微粒子PM2.5の含有量は522を記録。最高設定値の500を超え、「危険」水準に達した。一方、北京環境保護局が同日公表したデータでは「軽度」の汚染という分類だった。

ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、「連日の快晴にもかかわらず、ひどく曇っている。他国なら重度の大気汚染と認定されるはずだが、中国では、北京は『軽度の汚染』と報告される」と皮肉った。

一方、駐北京の米国大使館は大気汚染の測定器を設置し、観測結果を大使館のツイッターで公表しているが、最高設定値の500が頻繁に超えている。ここ連日は、「健康に悪い」「危険」などの評価が出されて、北京市民の関心を集めている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の公式GDP成長率は1〜9月で4.6%となったが、欧米の調査機関は実態との食い違いを指摘。ロジウム・グループは2026年通年の成長率をほぼ0%と予測した。不動産不況や消費低迷が続く中国経済の実態と、公式統計への疑問を探る
習近平が中共五中全会後、自ら抜擢した高官を粛清する可能性が浮上。北京の消息筋が党内の権力闘争や次期人事を語った
習近平が自ら選んだ高官も次々失脚。反腐敗運動への異論が党内で浮上し、専門家は汚職を生む体制そのものに問題があると指摘
米国防情報局が中国の秘密の再使用型宇宙機を捉えた鮮明な衛星写真を初公開。機体は米軍の無人宇宙往還機「X-37B」に酷似し、「神龍」の可能性が指摘されている
米人権団体フリーダム・ハウスの報告書で、中国のインターネット自由度は100点満点中9点となり、最低評価を記録した。中国本土では同団体の公式サイトへのアクセスが遮断され、上海の人権活動家も投稿記事を理由にアカウントを停止された