中国の鉄道建設 資金繰り悪化で9割中断 「まるでドミノ倒し」

【大紀元日本11月1日】中国北西部の甘粛省省都・蘭州市から南西部の重慶市に向かう蘭渝鉄道の建設現場で10月29日、施工用車の横転で24人が死亡、4人が負傷する重大事故が発生した。今回の事故は同鉄道の残りわずかな施工区間内で起きており、資金繰りの問題で9割が休止していた同鉄道にとって、追い打ちをかける形となった。

蘭渝鉄道のみならず、中国の鉄道建設は温州高速鉄道事故以来、中断や遅延が深刻化し、建設中路線の9割にあたる1万キロ以上は工事がストップしている。

蘭渝鉄道建設、ほぼ停止

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