中国、ヒト幹細胞をヤギに注入
【大紀元日本7月26日】最先端の再生医療研究である、ヒト幹細胞を用いた実験は、欧米および日本では一般的にマウスやサルなどが用いられるが、中国ではヤギを利用していることが24日、明らかになった。英紙メトロ・オンライン版が報じた。
中国国営新華社通信の報道を引用したその記事によると、中国の科学者はヤギの胚にヒト幹細胞を注射し、人間のDNA構造と類似した血液および内臓を持つヤギ39匹を誕生させ、実験用の農場で育てているという。外見上、そのヤギは一般的なヤギと変わらない。
上海交通大学医学院の黄淑幀教授ら研究チームは、5年かけて、人間のへその緒から抽出したヒト幹細胞をヤギの胚に移植することに成功した。教授は「最終的な目的は、ヒト幹細胞を利用して人間の遺伝性疾患の治療をすることだ」と話している。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。