「宙に浮く」視察役人、一躍ネットのキャラに=中国
【大紀元日本7月5日】四川省涼山イ族自治州会理県の3人の役人が、中国で今を時めくネットのキャラクターとなった。彼らはオパマ大統領とともに、ビンラディン襲撃作戦会議に参加したり、火星を視察したり、話題のネット美女を囲んだり、様々な場面に「登場させられている」。いずれも合成写真だが、海外のメディアにも報道されるなど、世界に名を馳せる時の人となった。
きっかけは同県の公式サイトに掲載された3人の視察写真。ネット利用者から合成ではないかと指摘され、批判の的となった。確かに新設道路で、3人が宙に浮いているかのように見え、足が地に着いてない。周りの風景にも溶け込んでいない。バランス感の悪さが否めない。まもなく3人は「懸浮幹部」(宙に浮く役人)と命名され、視察を行ってないのに視察したかのように見せかけたとの疑惑が人々の間で浮上。その後、3人の写真を取り込んだ様々な合成写真が作成され、ネットを賑わせた。
この騒動後、会理県政府関係者は視察そのものは事実だが、良い写真を取れなかったので、ソフトを使い加工したと認め、謝罪をした。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。