パキスタン、中国当局に海軍基地の建設を要請
【大紀元日本5月30日】パキスタンは中国当局に対し、海軍基地の建設への協力や、中国海軍の同基地での駐留などを要請している。 米パ両国の関係が最近険悪ムードにある中で、パキスタンが中国当局との同盟関係をさらに強化しようとしていると専門家は指摘しており、実現すればインド洋上の軍事力バランスが根底から変わるという見解を示している。
パキスタンのムフタル国防相はこのほど英フィナンシャル・タイムズ紙に、国内のグワダル港の運営と、同港での海軍基地の建設などを中国当局に要請したことを明らかにし、ギラニ首相が先回、中国を訪問した際、正式に中国当局に申し出たという。
パキスタン南西部にあるグワダル港は2002年に着工、2007年に開港し、パキスタンで唯一の大型貨物船に対応できる港となった。当初から中国当局が8割の建設資金を提供している。現在はシンガポールの会社に管理を託しており、30余年後に契約満期を迎える。一部の報道によれば、パキスタン政府は同管理契約の見直しを検討しており、中国当局に管理契約を譲渡することを望んでいるという。
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チョゴリザ山(Chogolisa)は中国とパキスタンの国境線です。海抜8611メートルあり、「K2」とも呼ばれ、世界で2番目に高い山です。山頂はピラミッドの形をしており、平均の斜度は45度と、非常に険しいです。
パキスタン南西部バルチスタン州に位置する港湾都市グワダルではこのほど、市民が中国当局の巨大経済圏構想「一帯一路」に抗議するためデモ活動を行ったことが報じられた。中国外務省の趙立堅氏は「フェイクニュースだ」と反論。
2017年、国境検問所で発生した激しい衝突により13人が死亡、80人が負傷する事態となった。この出来事により、現在は追放されたアフガニスタン政府とパキスタン政府との間で深刻な対立が起きた。
それ以来アフガニスタン政府は、この境界線が歴史的な伝統に反しており、法的にも違法であるため抗議を続けてきた