パキスタン チョゴリザ山とピラミッド
チョゴリザ山(Chogolisa)は中国とパキスタンの国境線です。海抜8611メートルあり、「K2」とも呼ばれ、世界で2番目に高い山です。山頂はピラミッドの形をしており、平均の斜度は45度と、非常に険しいです。果たして、この山脈には、神々の宝庫が本当に隠されているのでしょうか?
英国の学者であり、探検家でもあるラルフ・エリス氏の著書である『K2: Quest of the Gods』は、エジプトのピラミッドはファラオの墓などではなく、カラコルム山脈をモデルに建てたものだと主張しています。
崑崙山脈の、そして、エジプトのピラミッドの最大の秘密は正確な世界地図だというのです。数学的計算から、伝説のエルサレム神殿は、カラコルム山脈のチョゴリザ山にあり、エジプトにまつわる伝説や歴史などが常に東方を指しており、西方や大西洋を指しているわけではないのは、このためであるとしています。
エリス氏は、ピラミッドは山をモデルにした建設物であり、特に、かの有名なギザのピラミッドは、チョゴリザ山のその周辺の環境を模倣しているのだと考えています。
航空写真とギザのピラミッドを比較してみたところ、ごく簡単な数式からでも、このような結果を出すことができるといいます。つまり、古代、少なくとも1万年から5千年前の古代エジプト人は、実際にチョゴリザ山まで来たことを意味しているのです!
エリス氏は、ギザのピラミッドは地図であるとし、中心線が指している王后の墓はヒマラヤ山脈ではなく、チョゴリザ山であることを算出しました。その形状は大小の違い以外は完全に一致しているのです。
彼の著書によると、タリム盆地に人間が居住した痕跡はなく、そして、新石器時代のものとする居住痕跡は、カラコルム山脈の麓ではなく、チョゴリザ山付近であることが発見されたというのです。このことから、K2がちょうどこの三角地域の中心に位置し、エルサレム神殿の場所である可能性が高いとしています。
5千年前、あるいはもっと早い頃の大洪水が原因で、神々が世界最高地点に集まり、そこで、天から知識や教訓、智慧を授かり、そして、我々が知る術のない多くの出来事が発生したのかもしれません。
大洪水が退いた後、神々はそれぞれの故郷へと戻り、各自の文明を築き上げ、それ故に、各種の民族で伝えられている神話がそれぞれ異なっているのかもしれません。
(つづく)
――正見ネットより転載
(作者・意文/翻訳編集・天野秀)
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