<赤龍解体記>(16) 金総書記の訪中、嫌でも止むなき内実

北朝鮮の金正日総書記が20日から26日まで、最近1年間で3回目の訪中を行った。今回の訪問は唐突の感を免れないため、その真意がさまざまに憶測されている。

 中国共産党中央対外連絡部は26日、この訪問を「非公式訪問」とし、金総書記は胡錦涛総書記との会談で「できるかぎり6カ国協議の早期再開」を主張し、北朝鮮は「力を集中して経済建設を推進し、安定した環境を非常に必要としている」と強調したと発表した。

 旋風のような今回の訪問の背後に何があったのか。その実情を熟知する中共対外連絡部のある官員が5月25日、その舞台裏を披露した。

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