江西省で連続爆破 容疑者、10年間の陳情に絶望

【大紀元日本5月27日】中国江西省撫州の地元政府などで26日、連続爆破事件が発生し、少なくとも2人が死亡、6人が負傷した。容疑者は地元の無職男性(52)で、強制立ち退きなどで当局の対応に怨恨を持っていたという。同容疑者は爆発により死亡した。

国内メディア・長江商報によると、爆発は午前9時18分から約30分間で、撫州市検察庁舎の駐車場、同市臨川区行政センター地下車庫の出入り口、同区薬事監理局近くの車両で連続して起きていた。

同報道によると、1回目の爆発で、駐車場に止めていた車3台が焼け焦げ、8階建ての庁舎のガラスがほとんど割れた。2回目の爆発はさらに衝撃が大きく、車の部品は100メートル以上吹き飛ばされ、建物の窓枠は外れ落ちていたという。

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