日本産の輸出規制広がる 中国は「食用を禁止」
【大紀元日本3月26日】福島第一原発の事故による放射性物質の漏えいを受けて、日本の食品への規制が広がっている。米国・台湾・韓国などは原発影響圏とされる近隣4~5県の食品の輸入を停止することを決めており、中国当局は同様の対処に加え、影響圏で採れた「農産物の流通・食用を禁止する」と発表した。
台湾行政院衛生署(衛生省)は25日、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県からの食品の輸入を25日から全て停止すると発表した。韓国政府も近隣4県の食品の輸入を停止し、禁止は放射能への懸念が解消されるまで続けるという。
中国は、日本政府が農産品から基準を超える放射性物質を検出したと発表したことを受けて、日本から輸入する食品や農産品の安全性を確保するため、この日から、福島、栃木、群馬、茨城、千葉の各県からの乳製品、野菜、果物、水産品などの輸入を禁止する」としている。
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