10日分か1カ月分か 中国の石油備蓄に異なる説

【大紀元日本3月11日】緊迫する中東情勢を受け、原油価格が急騰している。そんな中、世界2位の原油輸入国の中国の石油備蓄が注目されている。

中国石油天然気集団(中石油)元社長の陳耕氏は7日、香港・明報の取材に、中国の石油備蓄は10日~15日分に相当する1200万トンで、国際基準の20%にも満たないと明かし、中東や北アフリカの混乱が半年続けば、中国にとって最大の危機となると語った。

一方、明報の報道につづき、9日付の中国紙・毎日経済新聞は、中国の物資備蓄局の王慶雲・局長の話として、中国の石油備蓄は1カ月分だと報じている。将来は国際基準の90日分に拡大させるとしている。

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