反政府デモを恐れ 中国当局、「色の革命」研究で布石
【大紀元日本2月5日】エジプトなどの中東諸国で反政府デモの嵐が吹き荒れ、世界の注目の的となっている中、中国のメディアは旧正月報道一色で、エジプト情勢に関する詳細な報道が見当たらない。一方、20年前反政府運動で共産党体制が崩壊したロシアでは、エジプト情勢の報道は各メディアのトップを飾り、公にプーチン大統領をエジプトのムバラク大統領に例えるメディアも見受けられる。
「反政府抗議に対して、北京よりモスクワのほうが自信を持っている」とロシアの中国問題専門家が述べている。社会に鬱積した不満が何かのきっかけで一気に爆発することを恐れている中国当局は、表向きは太平を装い、国民の目をそらしている。体制的に共通点の多い国で起きている政変の飛び火防止に中国当局が長けているのは、旧ソ連諸国で起きた一連の「色の革命」で「豊富な経験」を備えたからだと、ロシアのビジネス紙が伝えている。
3日付の米VOA放送で紹介されたロシア紙の報道によると、中国当局は「色の革命」を研究する専門チームを立ち上げていた。グルジアやウクライナ、キルギスで起きた民衆革命について徹底的に分析し、当局にデモの鎮圧手段やデモ情報のブロック策などを具体的に提案し、胡錦濤主席にこれらの国の指導者の「二の舞」を演じないような方策も教え込んでいたという。
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2008年2月、ペルーとドイツの考古学者から成るチームは、ペルーで5500年前に建てられた祭祀、あるいは儀式用の広場を発見したと発表しました。現時点で、アメリカ大陸で発掘された最も古い建築物であるとのことです。
歴史学者は、ピラミッドはファラオの墓と密接な関係があると考えています。820年、アルマムーンはイスラム教徒を率いて、初めてクフ王のピラミッド内に入りました。しかし中にあったのは、何も入っていない石箱だけでした。
学者は1インチを1年の時間単位に置き換え、そして、ピラミッドに関する長さや容積、天文学、数学などと、かの有名な「誤差数字286」を考えあわせた上で分析したところ、ピラミッド内のトンネルの謎を解明しました。
クフ王のピラミッドには、サイズや配置、技術など、いくつかの明確な数字や説明のつかない現象があり、今日でも多くの考古学者や専門家たちを悩ませています。51°、方錐、磁力線との同調は、ピラミッドの安定性の謎です。
クフ王のピラミッドの神秘さにまつわる推測や話題は常に絶えず、特にピラミッドのエネルギーに関して、人々の興味をそそります。ピラミッドの構造、各部分の比例、サイズなど、全てに重大な意義が隠されていると信じる学者たちもいます。