広がる太湖の水質汚染 改善に奔走する「太湖の護衛」
【大紀元日本1月21日】中国の江蘇省と浙江省の境界にある太湖。かつては風光明媚な観光スポットとして有名だったが、近年は、水質汚染が深刻な問題となっている。中国政府は水質改善のために数億元を投じてきたが、未だその効果は現れていない。米紙ワシントンポストはこのほど、21年来、太湖汚染のために奔走し続け「太湖の護衛」と称される環境保護活動家・呉立紅さんに対し取材を行った。太湖の水質改善策の失敗について呉さんは、「汚染は経済成長を際限なく追求した結果だ」と指摘した。
この記事は、記者自ら目にした汚染状況を述べることから始まっている。「太湖が視界に入る前から腐った鶏卵と糞便を混ぜたような悪臭を感じ取ることができ、目を向ければ、汚染が広範囲に及んでいるのがわかる」「有毒なアオコが湖岸の水面を覆っている。その量は湖の中心に向かって減るものの、水の流れに沿ってくるくると絡み合い、大きな緑色の巻きひげを形成し、湖面上に浮かんでいる」
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