流行語で読み取る激変の中国(63)

【大紀元日本12月8日】知識重視の詰め込み教育が一般的な中国では、子供たちはたいてい小学生の時から宿題や試験に追われ、毎日遊ぶ時間も寝る時間も少ない。重圧に耐えられず、保護者や学校と対立して問題を起こす子どもも少なくない。

13億人を抱える国での生活は苦しい。それは、子供たちにも当てはまる。今回の流行語は、そんな子どもたちの嘆きを謳う。

《当孩子的也挺難的》     「子供もつらい

学習不好吧,         成績が優秀でなければ、

没人喜歓你;         誰にもふり向いてもらえないが、

学習好吧,          成績が優秀であれば、

説你只会読書。        本の虫と言われる。

頑皮点吧,          少し腕白であれば、

説你不聴話;         話を聞かないと言われるが、

文静点吧,          おとなしければ、

又説你笨。          真面目すぎると言われる。

做点家務吧,         家の手伝いをすれば、

説你不務正業;        勉強に専念しないと言われるが、

不做家務吧,         家の手伝いをしなければ、

説你太懶。          怠け者と言われる。

有遠大志向吧,        大志を持っていれば、

説你好高騖遠;        非現実的で高望みをしていると言われるが、

没有什麼想法吧,       将来の夢もなければ、

説你没志向。         夢も希望もない弱虫と言われる。

……             ……

只要快楽成長,        楽しく生きていければ、

成就社会有用的人就行了,  社会に役に立つ人になれるのなら、

別管那麼多!         そのような世間体など無視してよい。

不管你是什麼人,       誰であっても、

做什麼事総有人説三道四!  どんな事をやっても決まってとやかく言われるが、

没有必要太在意,       あまり気にすることはない。

按自己的想法去做,      自分の想いに従って物事を行えば

才不枉此身!         この人生は無駄にならないのだ。

做人生下来就是受苦受難的,  人は受難のなかに生まれ、

雖然做人都挺難的,      人として誰もが辛いが、

但既然来到這個世界,     この世に生まれたからには、

就得好好生活!        しっかりと生きていかなければならないのだ。