三峡ダム、水位175メートルが噴き出す難題
【大紀元日本11月1日】10月26日、三峡ダムが行った試験的貯水の水位が設計最高水位の175メートルに達した。この貯水により地滑りの誘発や地質災害、ダム底の土砂堆積問題がさらに深刻な問題となっている。
30メートルの水位変動は地滑りを誘発
三峡ダムは、常時満水位と洪水期制限水位との水位変動差が30メートルに上る。世界の大型ダムの中でも最大の水位差とされる。ブラジルとパラグアイの国境を流れるパラナ川に建設された有名な水力発電用のイタイプ・ダムですら、その差はわずか1メートルしかない。
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