イラクのアジズ元首相、死刑宣告
【大紀元日本10月28日】イラク高等法廷は26日、「シーア派政党の弾圧」に関与した罪で、タリク・アジズ元副首相に絞首刑の死刑判決を下した。イラク国家テレビが報じた。
フセイン元大統領が2006年11月に絞首刑で処刑されて以来、イラク高等法廷は、クルド人やシーア派への弾圧について、フセイン政権時代の高官を法廷審理してきた。
報道によると、アジズ元副首相は、フセイン政権時代、シーア派政党ダワ党への政治弾圧を発起したという理由で起訴されていた。現職のマーリキー首相はダワ党の最高幹部の一人である。フセイン政権時代の内政部長とフセインの秘書はすでに死刑を言い渡されている。シーア派はイスラム教の2大勢力の一つである。
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