移転反対住民に、銃弾付きの退去通知書=中国内モンゴル
【大紀元日本10月1日】中国国内のインターネットでは最近、ある銃弾付きの家屋強制移転の通知書が公開され、話題となった。内モンゴルのフフホト市では、移転の同意書への署名を拒否する住民に届けられたものだという。差出人とされる会社は中国メディアに対し、一切の関与を否定しているが、警察当局は事実が存在するとして調査を行っているもよう。
この通知書の差出人は現地の不動産開発会社であり、差出日は今年の7月19日。「2010年8月15日までに、政府の指示に従わずに自宅に留まり続け、家屋の移転に応じない住民全員に、あるプレゼントを贈る」などと記し、銃弾を1つ同封した。
同通知書は7月末にインターネットで公開されていたが、最近になって、中国国内メディアが取り上げ、大きな反響をよんだ。報道によると、差出人とされる会社はメディアに対し、このような通知書を出していないと関与を否定しているが、警察当局は事実関係があったとし、調査を行っていると示した。
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