【漢方の世界】タンポポ―不思議なパワーを持つ野草
【大紀元日本9月8日】道ばたでよく見かけるタンポポ(蒲公英)。この小さくて可憐な野草は、実はとても大きなパワーを秘めている。古代、タンポポは薬草として珍重されていた。清代末期の名医「張錫純(ちょうしゃくじゅん)」は、タンポポの優れた効能と即効性を強調している。
例えば、タンポポは「急性乳腺炎」「急性結膜炎」「急性肝炎」の緩和に最適だ。というのも、タンポポは脾胃に入るので抵抗力を高めることができ、さらに熱も除ける。そのため、各種炎症に対して有効なのである。
ただし、タンポポは熱を除く寒冷性の物なので、摂りすぎには要注意だ。例えば、体が疲れていたり、胃が弱っていたりしたら逆効果になってしまう。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」なのである。
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