「世界2位の経済体」になっても、中国は意外と冷静 「まだまだ発展途上」
【大紀元日本8月6日】中国中央銀行の副総裁で中国国家為替管理局長の易綱氏は、このほど、中国はすでに日本を追い抜き、世界第二の経済体になったと発言し、国内外で大きな反響を呼んだ。海外メディアがこぞってこの発言を報道し、中国の経済成長を称賛したが、国内メディアは意外にも冷静で、海外の報道を「陰謀論」と批判し、「まだまだ発展途上国」だと低姿勢を貫いている。
中国政府幹部が2010年に中国のGDPが日本のGDPを抜くと言及したのは今回が初めて。そのため、海外のメディアは「中国政府の正式見解」と読んでいる。
2009年のGDPは日本が442兆円、中国が425兆円と僅差。今年の中国は9%の成長を遂げるのに対し、日本は2.6%にとどまると予想されているため、今年の日本の第2四半期のGDPがまだ発表されていないものの、中国は日本を抜くとの見方が大半を占めている。
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