広東語使用制限への抗議集会、8月1日に香港・広州で再開催へ

【大紀元日本7月30日】広東語使用制限への抗議活動が広がりを見せている。25日に広州市で行われた1万人の抗議集会に続き、8月1日に、広州市と香港市の市民らが両地で「8月1日広東語を守る大行動」の集会を同時に開催する計画が、このほど発表された。ラジオ・フランス・インターナショナル(RFI)が報じた。

抗議活動の背景には、今月はじめ、広東語のテレビ放送を共通語(北京語)放送に切り替える方針を広東省政府が決定したことがある。さらに、広州市内の一部の学校でも、校内での広東語使用を禁止する動きが出たことに対し、広東語圏の人々は、広東語や地域文化保護のために自ら行動を起こした。

8月1日香港で開催される集会は、当日午後2時に湾仔修頓球場(Southorn Playground)で開始、香港政府の所在地までデモ行進が行われる。また同日、広州市人民公園でも集会が開催される予定。主催者は参加する市民に白いシャツを着るよう呼びかけている。

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