老年人口率12.5% 中国、懸念される老後制度
【大紀元日本7月25日】中国老齢委員会弁公室が7月中旬、初めての老齢事業発展年度統計公報を発表した。これによると、昨年度に比べ中国の老年人口は0.5%、725万人増加している。BBC中国語サイトが報じた。
また、09年、60歳以上の老年人口は1.67億人に達し、すでに総人口の12.5%を占めるまでに増加している。中国老齢委員会弁公室の呉玉韶副主任は、近代化が実現されないままに高齢化社会に入った中国は今後、老後制度の問題に直面することになると述べた。
発表された公報の老後保障に関するデータによると、09年全国市・鎮基本老後保険の加入者は2.35億人を超え、08年末に比べ1607万人増で、増加率は7.3%となっている。
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