「四川大地震」震災地 大規模官民衝突 再建賠償金の着服で
【大紀元日本7月5日】再建が続く08年四川大地震の被災区である徳陽市で最近、村民5千人と警察の大規模衝突が発生した。原因は、現地政府職員が村民の家屋再建賠償金を着服したためと伝えられている。
香港「東方日報」や国内掲示板に寄せられた情報によると、同市八角井鎮に移転した国営企業が村民の土地収用のための賠償金を政府幹部が着服したとして、村民5千人が、先月27日から成綿高速道路と同企業を取り囲み、抗議を行っていたという。
同日、当局は千人以上の暴動防止警察と装甲車4台を派遣し現場の警備にあたらせた。期間中、数回にわたり村民と大きな衝突を起こした。この衝突により少なくとも300人が負傷、200人が逮捕されている。
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