中国エイズ感染者支援の活動家、米国に脱出
【大紀元日本5月12日】中国のエイズ感染者を支援する著名な人権活動家・萬延海氏(46歳、男)は6日、「中国当局からの圧力があった」として、香港を経由し米国へ亡命した。萬氏が代表を務めるNGOのイベントのキャンセルや、複数回にわたる脅迫電話などの嫌がらせが相次ぎ、身の危険を感じたという。
AP通信の報道によると、萬氏は妻と4歳の娘を連れて、商務ビザで香港に渡り、米国に到着した。
同氏はかつて、中国衛生部(日本の厚生省にあたる)に勤務していた。1994年、エイズ感染者を支援するNGO「北京愛知行研究所」を設立。エイズ感染の予防や感染者の人権保護などに取組んできた。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。