中国経済、下降シグナル  「一年以内の崩壊」 著名投資家が予測

【大紀元日本5月11日】著名な投資アナリスト/アドバイザー、そしてGloom, Boom & Doomレポートの発行者であるマーク・ファーバー(Marc Faber)氏が、5月3日、ブルームズバーグのインタビューに応え、中国経済に対する警告を発し、「12ヶ月以内の崩壊も考えられる」と予測した。

同氏はバブル崩壊のシグナルは全て存在するとして、 1873年のウィーンでの世界万国博覧会を引き合いに出した。ウィーン、オーストリア、プロシアで不動産ブームが起きたが、博覧会の6カ月前に株式市場が下降。1870年代から1885年にかけての大不況へと至った。この意味で、上海万博は不吉の兆候とみる。

不動産への投機が続けば、金融が株式市場にも流れる可能性がある。しかし、中国の株価は昨年6月の時点で天井を打ったと同氏は語る。昨年11月の戻り高値も以前ほどではない。香港のハンセン指数も同様の動きで、11月に戻り高値を記録している。「何かおかしい」というシグナルが送られている。

▶ 続きを読む
関連記事
日中関係が冷え込んでいるにもかかわらず、市場データと実際の消費行動は、中国の民間消費における実用主義が当局の政治的動員を上回りつつある
2026年CCTV春晩でロボット企業が集中登場、ロボットの射撃AI動画も拡散。専門家は中共の兵器化・軍民融合戦略を指摘し、軍需偏重で民生圧迫の経済構造危機を分析
中国当局は3年連続で成長目標達成を強調するが、不動産不況や企業収益の悪化、地方政府の目標引き下げといった現実は、その数字と噛み合わない。筆者は整い過ぎた統計の数字よりも、企業や地方の現場から聞こえてくる悲鳴のほうが、いまの中国経済の実態を雄弁に示していると思う
北京首都国際空港は旅客数で長年中国首位だったが、現在は巨額赤字に陥り、ここ6年間の累計損失は115億元に達した。複数の分析では、この赤字は中国共産党総書記習近平の政策判断と関連しているとの見方が出ている
12日、長崎県五島市沖の排他的経済水域で、中国虎網漁船が水産庁の立入検査を拒否し逃走。漁業取締船「白鷗丸」等が対応し、船長を現行犯逮捕した。本年初の外国漁船拿捕事例となった