風を切って里帰り バイクで1400キロ走破した夫婦=中国
【大紀元日本2月7日】年の瀬(旧正月)が迫る中国では、1月30日頃から帰省ラッシュが始まっている。故郷への移動手段は列車、飛行機、長距離バスなど様々だが、旧正月の時期は20数億人もの人々が移動するため、切符を購入できない人も出てくる。そんな中、1400キロもの道のりを、バイクに乗って帰省した夫婦がいた。
年老いた親に子供を預け、5年前に重慶市近郊の農村から広州に出稼ぎにやってきた丁夫妻。ずっと働き詰めだったが、今年の春節には故郷へ帰り、久しぶりに家族と会う計画を立てていた。しかし、勤務先の工場や切符の販売所、またダフ屋などを回ってみたが、どこへ行っても切符が手に入らない。帰省の切符は、入手するのが非常に困難だった。
八方塞がりの中、ふとバイクを買って里帰りする人々の姿が丁夫妻の目に映った。丁夫妻は「これだ」と思い、早速バイクを購入。家族へのお土産を後部座席に縛りつけ、二人乗りで1400キロにおよぶ里帰りの旅が始まった。迷子にならないよう、GPS機能付きの携帯電話も新調した。
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「年画」とは旧正月に掛ける吉祥(きっしょう)でめでたい気分を表す絵のことである。門や家の入り口の戸や居間の壁に貼る版画(手彩色だけのもある)をさして言う。これは中国の民間絵画芸術の一つである。
中国では、旧正月の際に爆竹を鳴らす風習がある。大晦日の夜になると、家々は爆竹を鳴らし、正月ムードを一気に最高潮に押し上げ、人々は爆竹の音を聞きながら、思わず笑顔を見せ、素晴らしい一年のスタートを切ったという心境になる。爆竹を鳴らさなければ、お正月ではないと言われるほど、爆竹を鳴らすことはもう中国の旧正月の伝統的な景観の一つとなっている。
中国で言う餃子は普通、焼き餃子ではなく、水餃子のことを指している。中国人の生活がだんだん豊かになるにつれて、餃子はいつでも食べることができる食品になっているが、しかし、昔し祝日とりわけ旧正月の時にしか食べられなかったのである。大晦日の夜に、家族総出で餃子を作り、食べるのは、すでに中国人(とりわけ北方人)の年越しの定番風景となっており、餃子なしでは年越しにはならないほどである。それでは、この餃子はいつから始まり、そして大晦日の夜に餃子を食べる縁起はいったい何なのだろうか。
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