フラッシング地区でまたも悪辣な攻撃、重窃盗罪で二人逮捕

【大紀元日本6月6日】米国ニューヨークフラッシング地区で5月3日、、二人の中国共産党員が逮捕された。二人とも去年の同地区の反法輪功活動に関連している人物であるという。ニューヨーク警察は、中国共産党の李華紅(リ・ファホン)容疑者が、脱党支援団体役員・王文怡(ワン・ウェンイ)さんの携帯品の奪取に関係したことで、重窃盗罪の容疑で逮捕した。

クイーンズ裁判所は李華紅容疑者に対して、100ヤード以内に王文怡さんに近づいてはならないという保護命令を下した。

法輪功修練者で、大紀元の記者も勤める王さんは、以前盗難にあった中国大紀元の記事内容について調査をしている所、李容疑者に襲われた。

「中国大紀元は以前、別の共産党員に襲われ、ちょうど今その事件の裁判の判決が下りたところです。彼らは誰にも記事を読んでほしくなかったから妨害したのです」と彼女は話す。

李容疑者が所属する小規模の中国人グループは、たびたびフラッシング地区の通りで路上に法輪功を非難する資料を展示するなどし、迫害を肯定する活動をしている。

去年、同グループメンバー約200人が法輪功修練者を襲う「フラッシング事件」の調査では、事件背景に中国領事館の存在があることがわかっている。

今回の事件は2日に起こった。王さんがフラッシング地区で同グループの反法輪功活動する通りを歩くと、共産党員の車椅子の男が彼女に罵声を浴びせたという。彼女は「彼らが私の信仰を攻撃するので、証拠を残すため彼らの行動をビデオで記録しようとしました」と話す。

目撃者によると、その車椅子の男は王さんのビデオカメラに気づくと、彼女を追いかけてカメラを奪い叩き壊したという。さらに「王さんは携帯で警察に連絡をしようとしましたが、別な男が後ろから襲い、彼女の手を叩いた為、携帯が床に落ちました。王さんが屈んで拾おうとすると、男は、李容疑者たちにむけて彼女の携帯を蹴り渡しました」と目撃者は話した。Li容疑者は近くの店に入り「こんなことは間違っている、私は暴行を受け、襲われたのです」と王さんの携帯を握り叫んだという。

まもなく警官が駆けつけたが、李容疑者と車椅子の男は事件当日は逮捕されなかった。翌3日、李容疑者は重窃盗罪の容疑で逮捕され、近く裁判が開かれる予定。また電気車椅子の男は李容疑者逮捕後に別容疑で逮捕され、事件の裁判は10月9日に行われる。

(記事・Charlotte Cuthbertson, 翻訳編集・飯村)
関連記事
法輪功の李洪志氏は「人類はなぜ迷いの社会なのか」を発表し、人々に堕落に抵抗し迷いから抜け出すことを促した。シドニー科技大学の馮崇義教授は、李氏の教えが「真、善、忍」に基づき、宗教的な倫理と人道を広く伝えていると評価している。
元北朝鮮駐英公使のテ・ヨンホ氏は、ロシアで戦う北朝鮮兵士に対し脱北を呼びかけた。テ氏は自由アジア放送のインタビューで「稀有な亡命の機会」と述べ、韓国への逃亡を勧めるとともに、兵士たちが金正恩のために命を犠牲にする必要はないと強調した。国を裏切る国の指導者、金正恩とはそういう人間ということだ。歴史には彼の汚名と犯罪しか残らないだろう。
ほんの数十年前まで抑止力の核を担っていた航空母艦(空母)は、もはやその力を失いつつある
スペイン東部を中心に10月末に発生した集中豪雨で、1日までに200人以上の死亡が確認された
スイスのチューリッヒ芸術大学は、中国のハルビン工業大学との共同プログラムを終了した。同校は協力終了の背景には、学位基準の違いや運営上のリスクがあるとしている。今後多くの大学が同様の対応を取る可能性が指摘されている