【ショートストーリー】片腕の乞食
【大紀元日本6月11日】腕が片方しかない乞食が、修道院にやってきて物乞いをしていた。それを見た修道僧は、門のところに積んであるレンガの山を指差して、「あれを裏門の所に運んでくれないか」と言った。
乞食は憤慨した。「何だって!?俺は、片手しかないんだ。どうやって俺が運べるんだ!食い物も金も恵んでくれないんだったら、それでもいいさ。ただ、俺をからかうのはよしてくれ」。
修道僧は、片手でレンガを持ち上げると、「片手でも十分できますよ。」と言った。乞食は、仕方なく片手でレンガを持ち上げ、一つずつ裏門のところへ運んだ。全部運び終わるまでに4時間かかった。
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