モザンビーク:肥満の警察官、走れなくなり強制ダイエット

【大紀元日本5月21日】モザンビーク内政部が一部の警察官肥満で走れず、これでは犯人を捕まえることすらできないため、警察側に身体能力訓練の強制実施を求めた。

世界で最も貧しい国に名を連ねるモザンビークは16年間の内戦終結後、経済には著しい進歩があったものの貧困は依然として普遍的に存在している。人口の半数以上は1米ドルもかからない生活費でその日を渡っており、貧困とチャンスに乏しい国の中で公務員は最も保障のある職業である。

警察官はたくさん食べ動かないため、肥満になるものが増えており、そのうえタバコを吸い酒を飲み、すっかりくつろいでいる多くの警察官はスリムな泥棒には追いつけない有様だという。見ていられなくなった内政部が、全ての警察官に身体能力訓練を強制的に受けさせるという一斉訓令を発した。毎日強盗に扮する兵士を捕まえ、本当の強盗に遭遇した際、ただ見ているだけでどうにもならないというようなことにならないよう訓練しているらしい。

(翻訳・坂本)
関連記事
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。
GoogleのAI「Gemini」が大学院生に不適切な発言をし、AI技術のリスクが改めて問題視された。企業の責任が問われる中、AIの安全性や倫理が注目されている。類似の事例も増え、技術の普及とリスクのバランスが課題となっている
健康な心血管を保つための食事、指圧、運動の実践方法を解説。心臓病予防のヒントが満載です!
専門医が語る乳がんリスクの主な要因と予防のポイントを解説。生活習慣の見直しで健康を守りましょう。