【地方短信】吉備路れんげまつり=岡山県総社市

【大紀元日本5月8日】岡山市の西の郊外から総社市に続く丘陵地と田園の連なる一帯は吉備路(きびじ)と呼ばれ、大和、北九州と並び栄えた古代吉備王国の中心地である。4月29日、吉備路の総社市上林の備中国分寺周辺では「第23回吉備路れんげまつり」が開催された。広大なレンゲ畑(約20㌶)は見ごろを迎え約3万5千人の家族連れらがれんげ色に染まった吉備路を満喫した。

また、総社市では5月6日まで「春の吉備路れんげウィーク」を展開し、こうもり塚古墳の石室、国重要文化財である五重塔の初層に安置されている五智如来像および国分寺本堂の薬師三尊像などを一般公開して無料ガイドを行なった。年に一度この時期だけ公開されるとあって、レンタサイクルでそれぞれの箇所を見学する家族連れや記念撮影をするカップル、観光客などで国分寺周辺は終日にぎわった。

一般公開された五重塔の初層内にある五智如来像の一つ「阿閦如来像」(中央)(撮影=大紀元、2008/5/6)

一般公開された五重塔の初層内にある五智如来像の一つ「阿弥陀如来像」(撮影=大紀元、2008/5/6)

備中国分寺・五重塔(撮影=大紀元、2008/4/29)

一般公開されたこうもり塚古墳石室と家形石棺(撮影=大紀元、2008/5/6)

(文・活宏)

関連記事
中国古典舞踊の最高峰・神韻芸術団は20日に来日。待望の2025年神韻世界巡回ツアーが23日に日本の名古屋で開幕する。
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。