【草木染めの植物】南天(ナンテン)
【大紀元日本12月25日】日本の暖地の山林に自生しているめぎ科の常緑低木で、庭園には好んで栽培されています。6月頃、白い小さな花が咲き、初冬から赤や白の穂状の実をつけ、特に赤はとても鮮やかで見事なものです。美しさに加え、「難(ナン)を転(テン)ず」と言われ厄除けに、また縁起の良い植物としてお正月の生花や飾りにも用いられます。
実(南天実)、葉(南天竹葉)ともに消炎、鎮咳効果があり、煎じたり(用量5~10g/日)、生汁で使用されます。特に実のエキスは咳止めとして、のど飴やシロップに処方され、生葉は揉んで切り傷にすり込むなど、昔から民間でもよく使われています。枝葉は彩りとして、また、わずかに殺菌作用も有すため、重箱に詰めた赤飯などの上に乗せたりもします。
幹材は黄色で古くから染色に用いられていましたが、切ってすぐでなければ染まりません。黄色、茶色に染まります。
関連記事
傷が治りにくい、風邪が長引く、疲れが抜けにくい。免疫老化の背景にある炎症、睡眠、孤独との関係を見直します
喉の乾きや午後の疲れが気になる白露に。さんま、里芋、豆乳、梨で、秋の乾燥に備えるコンビニ薬膳ランチ
考え事で眠れない、夜中に目が覚める。中医学の視点から、不眠のタイプ別に食養生とツボ押しを紹介します
子育ては親だけで頑張るものではないのかもしれません。祖父母、とりわけ母方の祖母が近くにいることで、母子の暮らしや子どもの成長にどんな影響があるのでしょうか。研究から見えてきた、祖父母の意外な役割に注目です。
傷口から芳香を生む沈香や、火を経て形を捨て清気となるお香の姿を通し、苦難を乗り越える心の転化と生命の深遠なあり方を静かに説くエッセイ。俗世の喧騒を離れ、心を澄ませて高遠な境地へ向かう道を示す