不動産仲介業者相次いで倒産、払拭できない調整政策への懸念=中国深セン

【大紀元日本12月10日】中国大陸の住宅価格の上昇を牽引してきた深センにおいて、大型の仲介業者が相次いで倒産する事件が発生している。深セン最大の仲介業者である「中天置業」の社長による資金持ち逃げ事件から1か月とたたないうちに、深センの十大仲介業者の一つである「長河地産」が営業を停止し、職員が集団で賃金の支払いを求めるニュースが伝わり、深センの不動産業界が騒然となっている。

大陸メディアの報道によると、12月4点xun_ネ来、深セン市にある長河房地産経紀有限会社の職員、顧客が、多数当会社の本部に詰め掛け、賃金、歩合金、顧客の保証金の支払いを求め、しばらくの間現場から離れようとしなかった。当会社の代理弁護士によると、賃金未払いの職員は200人に達しているという。

6日、長河房地産経紀有限会社本部は人で溢れかえった。会社の門には公告の紙が貼り付けられ、当日より、一部店舗の営業活動を停止し、作業チームが会社の全ての債務の整理登記及び検査を実施するとした。当会社の委託を受けた弁護士によると、現在の問題は、一部顧客に対する保証金、及び建物購入資金の支払い遅延にあるとしているが、具体的な債務規模は未だ計算されていないという。

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