ファンタジー:個人タクシー「金遁雲」の冒険独白(10-5)
【大紀元日本10月25日】私は翌朝、金遁雲号を蒼龍に変身させると、これの頭に飛び乗り、上空から劉のクルーザを追跡することにした。劉は、マラッカ海峡の海賊たちと何やら相談をすると、そのまま何気なくマニラの港に接岸し、待っていたトラックに移った。「・・どうも臭い・・色々言っていたが・・こいつ結局の所、その正体は飛車※じゃないのか?」。
劉は、まず市場に駆けつけ、トラックに大量の米を買い付けた。「・・・うん?こいつは闇米屋か!?・・」と訝しがっていると、劉は、地元の「煙山」なる貧民窟に乗り入れ、ライスシャワー宜しく、手桶で生米を掬っては、貧民たちに嬉々として恵んでいる。
ひとしきり恵みきって、米がなくなると、劉は、今度はスーパーマーケットから大量の食材やら、巧克力(チョコレート)などの甘い菓子類、玩具などを買い入れると、トラックに積み込み、またひとしきりマニラ郊外の教会らしきバラックのような所で止まり、中に買い込んだ品物を運ばせた。
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