中国甘粛省:ダライ・ラマ支持スローガンで、中高生逮捕・拘禁
【大紀元日本9月23日】中国甘粛省甘南蔵族自治州で、チベットの精神指導者ダライ・ラマを支持するスローガン書いたため、中高生7人が警察に拘禁されている。国際人権団体は中国政府に早く学生を釈放するよう呼びかけている。
人権団体「人権監察」(本部・米国)によると、9月6日、甘粛省甘南蔵族自治州夏河県尼瑪郷の中学校と警察派出所の壁に亡命中のチベット精神指導者ダライラマの帰還とチベットの真の自治を求める内容のスローガンが現れた、翌日から、公安による大規模な捜索、逮捕が始まり、中高生50人近くが逮捕され、そのうち7人が現在も拘禁されている。
人権観察アジア事務局長リチャードソン氏によると、「彼らと一緒に逮捕された学生は約45~50人。二日間経ってから大部分釈放されたが、残りの7人は拘禁されたままだ。現在の情報で判断すると、7人はすでに夏河県公安局に移送されたようだ」と言う。
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