【ショートストーリー】樹の物語

【大紀元日本8月4日】マリーおばあちゃんはアマチュアの園芸家だ。汗水流して自分の庭を手入れするので、どの草木もそれに応えて、花を咲かせ、果実を実らせてくれる。

おばあちゃんは南カリフォルニア州に引っ越し、新しい庭作りをすることになった。まるで、新たな冒険に挑戦するかのように、すぐさま仕事に没頭した。

ところが、おばあちゃんがどんなに苦心しても、庭の真ん中に植えた樹がどうしても実を結ばない。勉強好きなおばあちゃんは、身近にある果樹栽培の本を全て読み、その樹に花を咲かせる方法を探しだそうとした。樹に寄り添って話しかけたり、樹に歌を歌ってあげたり、道理を話して聞かせてあげたりしたが、みんな上手くいかなかった。

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