世界規模コンサート「ライブ・アース」、地球温暖化に関心呼びかける
【大紀元日本7月11日】地球温暖化に対して、民衆の関心を引き寄せる目的の「ライブ・アース(Live Earth)」コンサートが7月7日、オーストラリア・シドニーで原住民アボリジニの伝統舞踊で幕を開けた。シドニーの最初のコンサートに次いで、東京、ロンドン、上海、ヨハネスブルグなどでも開催された。今回のコンサートは、世界で9ケ所の都市にて24時間にわたり、シャキーラ、ブラック・アイド・ピーズ、ケイト・スティーブンス、マドンナ、レッド・ペッパーなどが出演し、合わせて150人以上の有名人が参加したという。
BBCによると、「ライブ・アース」コンサートは、ゴア前米副大統領が組織し発足したという。ゴア氏は、コンサートの活動期間は3年とし、地球を回復させることが目的であるという。また、気候変動による危機に関心を寄せて、危機を解決することにより多くの人が参与することを望むとしながら、最終的に各国政府および各大手企業の積極的行動が決め手であると強調した。
ゴア氏は、ビデオを通じてシドニーの参加者たちに祝辞を送ったのち、東京の会場にもパソコンによる写真で登場した。豪華人気アーティストらのミュージックシーンが、南極で開催されるコンサートを含み、世界150以上のコンサート会場に現れた。
主催者側は、今回の活動を通じて、地球温暖化の情報を世界総人口の約20億人に届けたいと話した。主催者側によると、世界各地で開かれるコンサート会場を訪れる人およびラジオ、テレビ、インターネットを通じて、今回の活動に参与する人は合計20億人に達すると見込んでいるという。
関連記事
「血管の老化」が心筋梗塞や脳卒中を招く⁉ でも安心。ブロッコリーやリンゴなどの“若返り食材”と、1日3分の簡単運動で血管年齢は変えられる!
かつて菜食主義を信じていた有名シェフが、自然と命の循環を見つめ直し、再生農業の道へ。すべての命が関わる「ほんものの食」とは何か──その答えがここにあります。
人生のどん底で出会った一冊の本が、心と体に奇跡をもたらした──書道家や太極拳指導者、そして46年の病を抱えた女性。それぞれが法輪功に出会い、人生が一変した体験とは?
夜中に突然、ふくらはぎが激痛…その原因と対処法、そして予防に効く10の食材とは?中医学の知見を交えて、こむら返りの根本対策を紹介!
春に桜餅を食べるのは、実は理にかなっていた?小豆・もち米・桜の葉がやさしく体をととのえる理由とは──春の不調に寄り添う、薬膳和菓子の知恵を紹介。