時代と民族を超える輪廻の旅(1)

中国では、全ての人が輪廻を信じているわけではないが、「縁」は、ほとんど誰もが信じている。縁とは、無数の目に見えない鎖のようなもので、自分に関係する人たちを生命の中につなぎ合わせる。その中に、親類や友人もいれば敵もいる。

 ある人に言わせると、愛とは縁であり、恨みも縁であり、出会いも離別も縁である。この世の悲喜こもごもが全て、「縁」の一字で説明できる。では、そのような縁とは、一体どのように形成されるのか?実は、縁という考えは輪廻の思想から来ており、縁について明確に説明しようとしたら、まず輪廻について明らかにしなくてはならない。

 輪廻の思想は本来、中国の伝統文化を構成する重要な一部分であり、数千年に渡る歴史の発展過程で中国人の骨髄に沁みこんでいる。かつて人々は、今世の福禍は、前世の善悪と恩讐に根ざすと信じていた。もし、一切の因縁を明らかにしようとすれば、私たちは目を前世、さらにはもっと先の前世にまで向けなくてはならない。

▶ 続きを読む
関連記事
食事を我慢し、運動を頑張っているのに、なぜかやせない――その原因は「頑張りすぎ」にあるかもしれません。ストレスを減らし、代謝を整えながら自然にやせるための、今日から無理なく続けられる10のコツを紹介します。
暑い環境での運動は、体温上昇や腸への負担、炎症反応を引き起こすことがあります。植物由来成分やプロバイオティクスが、熱ストレス対策に役立つ可能性を紹介します。
ゴースティングは、理由や区切りがないまま関係が終わるため、反すう思考や自己否定を招きやすいといいます。拒絶より立ち直りにくい理由と、心を整理するヒントを紹介します。
骨や筋肉の減少は、単なる加齢だけで起こるものではありません。運動負荷、栄養、睡眠、ストレスなどを見直すことで、骨折や転倒を防ぐ体づくりにつながります。
サケの赤い色素として知られるアスタキサンチン。目や肌、脳、心臓の健康に役立つと注目されていますが、宣伝どおりの効果は期待できるのでしょうか。食品とサプリの違いを含め、科学的根拠から実力を検証します。