中国は一層の弾力的相場制度に取り組むべき=塩崎官房長官
塩崎恭久官房長官は21日午前の会見で、中国が18日に人民元相場の変動幅を拡大したことに関連して、「中国政府は引き続き、一層の弾力的相場制度、柔軟性向上のための取り組みを行っていくべきではないか」と述べた。
中国は18日に利上げと預金準備率の引き上げを実施した。これを受けて、週明けの中国株式市場はやや不安定な展開となっている。これに関連して塩崎官房長官は「中国の経済政策は中国が決めることだが、大事な隣国であり経済的な関係も深いので、安定成長をしていくことが日本のため、世界のためになる。中国として精一杯努力をされる方向に行っているのだと思う」と述べた。
[東京 21日 ロイター]
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。