神韻芸術団韓国公演:2日間でチケット完売、25日に追加公演

【大紀元日本4月24日】米国・神韻芸術団韓国公演の予定がこのほど発表され、韓国民衆の強い関心を集めた。公演チケットは数日でほぼ完売。公演地のソウルとその周辺地域では、170人以上の僧侶が団体チケットを購入したり、中国国内の民衆が国際電話でチケットを購入したりしたという。チケットコールセンターのスタッフは、「チケット一枚一枚に、感動のストーリーがある」と語った。

今回のソウル公演の広報担当者・金相淑さんは、「中共政権が韓国公演を妨害し続けてきた。予定されていた公演会場が中共の圧力に屈し、公演直前に会場使用の契約を一方的に破棄した。そのことが韓国の主流メディアなどに報道され、韓国民衆の公演への期待と関心が強まった。そのほかにも、韓国人の伝統文化への理解が深いため、今回の公演のキャンペーン活動が順調に進めることができた。多くの韓国人は、東方の伝統文化の神髄を再現する今回の公演を非常に受け入れやすく、高い関心を示している」と語った。

神韻芸術団韓国公演は、韓国人の至福=専門家

韓国写真家協会の重鎮・林正植氏は取材で、「中国伝統文化を再現する神韻芸術団韓国公演は、韓国国民の誉れだ。中国の伝統文化は中国共産党の影響により、空白層が生じた。今回の公演を通して、韓国人に中国伝統文化の神髄が伝えられる。このことは、誠に韓国国民の至福である」とコメントした。

林正植氏(大紀元)

韓国重要無形文化財(日本の人間国宝に相当)、彫刻家の朴賛守先生は公演への祝電を贈り、「神韻芸術団が正統な旋律とリズムで、韓国人の奥底にある感情と記憶を目覚めさせるのを期待している。公演の成功を願っています」と祝辞を挙げた。

ソウルとその周辺地域では、約170人以上の僧侶が今公演のチケットを購入した。ある僧侶は、「今回の公演のキャンペーンを観て、独特な感覚を覚えた。劇場に入ると、もっとその強いエネルギーを感じられるでしょう。非常に幸運なことだ。絶対に逃してはならない」と述べた。

チケットコールセンターのスタッフによると、最近では中国国内から国際電話でチケットを購入する人もいる。代金はすでに郵送され、チケットも国内に送ったという。

ある中年男性は主催者に「神韻」の意味を尋ねた。この男性はスタッフに、「私は中国を3回ほど訪れた。中国共産党は本当に怖い。彼らは法輪功を弾圧している。生きている人の臓器を強制摘出・売買することも知っている」と話し、「共産党の文化に侵されていない、純粋の中国伝統文化を伝える公演に感謝します」と語った。

米国で公演キャンペーン資料を見たある韓国人は、「米国では観られなかったので、今度の韓国公演を絶対に逃さない」と話した。

2年連続の妨害工作

神韻芸術団の韓国公演は今年1月、中国当局が会場側に圧力をかけために、直前に会場使用契約を一方的に取消された。このような妨害は昨年もあり、今回で2度目。この妨害工作が韓国主流メディアなどで報じられてから、公演への期待と注目がさらに強まった。4月24、25日の2回の公演チケット4千枚あまりは2点xun_ネ内に完売した。主催者は急遽25日午後に追加公演を行うと決定した。追加公演チケットも売れ行きがよいという。

(記者・楊雲)

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