国際圧力を無視、北京当局はスーダンと軍事協力に合意
【大紀元日本4月8日】新華社によると、中国の曹剛川・国防部長は4月1日より訪中しているスーダンのアイハマイド・ジリ武装部隊連合参謀長に対して、中国当局は両国間の軍事協力を行うことを明らかにした。これに対して、AP通信社は、国際社会から中国政府に対して、ダルフールの流血衝突問題を解決するために、スーダンを孤立させるよう強く要請したところこの展開を報道した。
新華社は、曹・国防部長の談話を引用し「中国とスーダンは長い間、安定した関係を保っているため、両国間それぞれの軍事領域において更なる協力に同意する」と述べた。
中国外交部(外務省にあたる)スポークスマン秦剛氏は、国連が平和維持軍の配置に対して、スーダン政府はもっと柔軟性を持つべきだとしたが、国際社会がスーダンへの強硬措置を支持しない。秦氏は、「スーダンの国土保全と主権を尊重すべきだ。平和平等の対話と協議を通じて、平和平等の政治的方法でダルフール問題を解決すべきだ」と述べた。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。