新唐人新年祝賀祭関東公演、4千人を魅了

【大紀元日本3月15日】新唐人・全世界華人新年祝賀祭・関東公演夜の部は午後9時35分に終了した。3月14日に行われた大宮での2回の公演で4000人の観客が来場。関東地区の政財界やメディア関係者なども多く公演を鑑賞した。新唐人テレビ主催の本公演では、東方文化の神髄が関東の人々を魅了した。特に、最後の演目『鼓韻』の太鼓の音は感動的で、独特な深みと味わいがあり、「他の太鼓の音とは違う」と、多くの観客を魅了した。公演は芸術という平和的な手段で、人類の崇高な善と美を伝えており、感情をあまり表に出さない日本人の観客も感動の拍手を惜しまなかった。観客は伝統的ないにしえの趣を呼び戻され、感動の涙で公演を称賛した。

14日、大宮の昼の部の公演終了後、深い感銘を受けた多くの人が、次々に夜の部のチケットを買い求めていた。公演には各界の人士や時事通信社、読売新聞、産経新聞等のメディア関係者らの来場もあった。

三井田孝欧議員(柏崎市)は、「今日の公演はとても良かった。中国政府も公演は行うが、それは政治的な宣伝であって、この公演とは全く異なる。新唐人は人の心の中の善と仏教の寛容を表現している。本当に感動的だった」と語った。

最初の演目『創世』について、同議員は、「まさに神があるからこそ私たちがあるわけで、私たちにとっては、このような考え方はとても分かりやすい」と感想を述べた。

演目『帰位』では、信仰を堅持したばかりに迫害に遭って亡くなった法輪功学習者が描かれており、その学習者の生命は昇華し、迫害を行った当人は悪の報いを受けた。この演目を観て、三井田議員は、「バックの天幕が本当にきれいだった。ただ、私たちは、この瞬間にも大陸の法輪功学習者が拷問や迫害に遭っており、私たちの救援を待っているということを忘れてはならない。私たちは、この公演を観ながらも、世界中に私たちの援助を待っている人が何百万人もいるということを忘れてはならない。公演に感動すると同時に、その人たちの救援に真剣に向き合わなければならない」と語った。

(大紀元)

時事通信社の堀庄一氏は、「今日の公演は中国の文化と歴史をたっぷりと見せてくれた。とても美しく、感動的で、日本にはないものだった。チベットやモンゴルの舞踊にもひきつけられた。全ての演目に感動した。美しさ、華麗さ、色彩、舞踊の動き、どれをとっても完璧だった」と感想を述べた。

尼崎で公演を観た張さんは、神韻芸術団の公演に心から感動し、娘さんにも音楽や舞踊を通して表現されている中華の神伝文化をぜひ見せたくて、わざわざ名古屋から再度大宮公演に駆けつけた。娘さんと並ぶと姉妹のように見える張さんは、『創世』で主仏が天上から降りてきたとき、なぜだかしきりに涙が出てきて、言葉では表しようのない感動を覚えたという。

張さんは「『創世』を観て、神がいなければ人類はいないのだと改めて思った」と語った。また、『帰位』にも深い印象を持ち、法輪功学習者が迫害を受けている様を観て悲しくなり、「初めから終わりまで、ほとんどずっと感動で涙が出た」と語ってくれた。

ある女性は興奮気味に、「この公演がどうしてこんなに美しいのか分からない。私は音楽が好きで、よくコンサートに行くのだが、こんな公演は初めてだ。こんなすばらしい公演が一日しかないなんて、残念だ。一週間以上公演を続けて、もっと多くの人に観てもらったらいい。来年も必ず来ます」と語った。

今年92歳の帰国者(残留孤児)支援会の会長・宮島喜一氏は、「どの演目もとても生き生きしていた。中でも、『鼓韻』が最も印象深い。日本にも太鼓の演奏が数多くあるが、今日の太鼓演技のレベルはとても高いと感じた」と感想を語った。

宮島氏は85年から中国残留日本人孤児の帰国支援活動に携わっており、中国へは3、4回行ったことがある。中国で、京劇や雑技などいろいろな伝統文化を観たことがあるし、敦煌へも行ったことがある。今回も中国で撮った敦煌の写真をわざわざ持ってきた。しかし、今日のような公演はこれまで観たことがないし、中国にはこんな公演は絶対ないだろう、どの演目も本当に感動的だったと語った。

宮島氏は、「アンケートには丁寧に答えた。来年もこんな公演があれば、きっと来る。また、日本政府もこういうすばらしい公演を大々的に宣伝すべきだ。私からもいろいろな人に伝えようと思う」と語った。一緒に鑑賞した娘さんも、今日の公演で中国の伝統文化の境地を強く感じることがで

多くの感動を呼んだ神韻芸術団の日本公演のフィナーレ(大紀元)

きたという。

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