中国:例年より2ヶ月も早い砂嵐、懸念される黄砂災害

【大紀元日本2月20日】中国気象情報によると、中国大陸は砂嵐の発生時期に入ったという。先月から今月にかけて中国甘粛省の河西回廊地域、内モンゴル地域、青海、チベットなどですでに砂嵐が発生したという。

中国気象局の資料によると、昨年は、黄砂、台風、洪水などの異常気象が続き、特に深刻な水害が発生した1998年に次ぐ災難頻発年だったという。33万トンの黄砂が一晩で北京市を覆い、進行中の列車を飲み込み、新疆南部が数ヶ月にわたり黄砂に覆い被さっていたなどの天災が頻発化し、突然、激増した黄砂は人々に甚大な被害をもたらした。

今年1月からの遼寧地域の砂嵐発生状況は以下の通り。

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