上海当局、シャネル バーバリーなどに有害物質と発表、対中武器禁輸制裁への報復か
【大紀元日本1月25日】昨年9月中旬、日本化粧品ブランドSK-Ⅱに基準を上回る化学物質が含まれていると中国当局の品質監督検査機関が発表した後、中国各地でSK-Ⅱ化粧品の不買活動が拡大していた。10月安倍内閣発足後、安倍首相は直ちに中国を訪問した。安倍首相の訪中によって、中国当局は当初の指摘を廃棄し、SK-Ⅱ化粧品には問題なしと発表した。
1月上旬、欧州委員会の対外関係担当委員のベニータ・フェレーロ=ヴァルトナー氏が北京を訪問した際に、北京当局が人権問題を改善しない限りEUの対中武器禁輸制裁を解除しないと強く主張した。この後、上海市政府当局が突如、欧州発の世界的トップブランド専売店に対して検査し、これらの製品には有害な化学物質を含まれていると発表した。
上海の各報道機関は、政府当局がトップブランド専売店に対して行った突如な検査に関して非常に驚き、この検査は単なる社会或いは消費者ニュースではなく、一種の「政治的任務」だと認識している。消息筋によると、上海市政府は党中央から指令を受け、検査を行ったという。これは最近中国を訪問したEU対外関係担当委員の発言と深く関係しているという。
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