台北市内の現風景「新旧が混在する町並み」

【大紀元日本12月9日】2006年も押し詰まった師走の台湾・台北市内では、12月7日の台北市議・高雄市議選に向けて目抜き通りなどでは、選挙戦で候補者の幟などがカラフルにはためき、TVなどでは国民党党首「馬英九」氏の奮闘ぶりが連日のように伝えられていた。市内には南北に「淡水線」、東西に「土城線」などの都市交通システム(MRT)が現代的に完備されスマートに走り、モータリゼーションにも目を見張るほどの活発さがあるが、重慶南路近くなど中心街のあちこちには、旧日本総督府の建築物が今も保存され活用されている「昔懐かしい」原風景も残されている。

庶民の消費生活は旺盛で、「日式吉野家」など牛丼一杯が100元する割高な店から、「龍山寺」などの格安のマーケットまで、新旧が混在する多様な町並みだ。龍山寺では日本の「100円ショップ」に相当する「10元ショップ」があり、丁度日本の庶民感覚で言うと10元が100円に、100元が1000円に相当するであろうか、龍山寺の商人は商魂たくましく往来の人に声を掛けていた。龍山寺に限らず、市内の屋台で食事をすると、「炒麺」「米麺(ビーフン)」などは20-30元、しかし少量なのでさらに二品つけても50元、これに豪華な牛肉スープ50元をつけても100元(400円)を出せば、楽に一食間に合うのが庶民の外食相場だ。

▶ 続きを読む
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。