中国共産党脱党ブームについて語る=ドイツ法律学者、中国人権弁護士・高智晟氏に取材(2
【大紀元日本9月9日】今年6月11日、中国の人権現状と法輪功が受けている迫害の実情を調査するため、ドイツの法律学者、人権顧問であるトーマス・ワイラウフ(Thomas Weyrauch)博士は高智晟弁護士と2時間近く電話で話し合った。8月15日高智晟弁護士が当局により拘束された事件に注目、ワイラウフ博士は大紀元に両氏の会話内容を提供した。会話内容を2回分けて掲載する。次は前回の対話の続き。
ワイラウフ氏:個人的な質問をお聞きするが、あなたは公に中共を非難し、脱党し、弁護士の営業許可を取り消され、何度も暗殺されそうになった。何故ここまで危険を冒してまで続けるのですか?
高弁護士:中国で見た多くの血生臭い犯罪は、すべて共産専制体制がもたらしたものです。我々が努力してこの状況を改善しなければ、我々の子孫もこのような野蛮な暴政体制下で生活をしなければならないことを意識したからです。特に、私が強調したいことは、1999年および2000年に、中共が野蛮な手段で法輪功に対して弾圧をしてから、法輪功が7年間血と涙を流しながら訴えてきた。このことに、もし我々は未だに単なる冷たい傍観者の立場を取るだけでこの問題を直視することができなければ、我々もある意味で共犯者になるのではないかと思うのです。
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