陳水扁台湾総統へ、政権の即刻移譲を要求=前民進党党首
【大紀元日本8月14日】前民進党党首の施明徳氏は8月12日、台北市の228公園記念碑の前で、目に涙を浮かべ、拳を高く上げながら、「台湾人民、立ち上がろう」と連呼し、陳水扁台湾総統に対して、政権の即刻移譲を要求する運動を発起した。
VOAによると、これまでに立法委員、民主進歩党党首、アジア自由政党連盟主席を務めた施明徳氏は、「自分には反汚職、反腐敗、阿扁(陳総統)に政権の即刻移譲だけが目標である」と語り、「藍・緑は関係なく、はっきりと白黒をつけることのみだ」と主張し、台湾の人々に対して立ち上がろうと呼びかけた。
一方、陳総統は、今は誰が退陣するか、政権を握るかの単純な問題ではなく、現在の混乱状態をきたした原因は憲政体制にあると反論し、新しい憲法を完成させることこそが総統としての歴史的な責任であると主張した。
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