北京の仏教徒、お経の印刷で4年の懲役刑を受ける
【大紀元日本8月9日】北京市通州区に在住する仏教の在家信者・雷大勇氏は今年2月、無許可で経典や仏教資料を印刷したとして4年の懲役刑を言い渡された。
博訊ネットの報道によると、雷大勇氏は印刷工場を経営しており、印刷した経典の品質が良い上、印刷費用も非常に安価であるため、北京市とその周辺の都市の仏教の在家信者から、経典の印刷の依頼が殺到している。
2004年末、雷大勇氏は大量の経典と仏教資料の印刷を請け負った。中国国内では、宗教関係の内部資料の印刷についても当局の許可が必要だが、寺院は中共の関連政府部門から経典を印刷する許可をもらうのは非常に困難である。特に今回のケースは一回で数十種類の大量印刷がなされており、このような事が許可される可能性は極めて低いとされる。そのような状況の中、雷大勇氏は許可の申請準備をしながら、印刷を始めた。これらの仏教資料にはすべて内部資料や、非売品などの表示が印刷されている。
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