地方農民、天安門広場で焼身自殺

【大紀元日本7月23日】香港・中国人権民主運動情報センターは20日午前、地方から来たとみられる男性農民が北京の天安門広場で焼身自殺を図り、重度の火傷を負ったことを明らかにした。男性は現在、救急措置を施されているという。北京当局は、自殺の原因の調査を急いでいる。中央社が伝えた。

現場付近にいた目撃者の証言によると、同日午前9時頃、男性は天安門広場で焼身自殺を図ったが、現場に駆けつけた大勢の公安職員および救急隊員によって、火は消し止められ、男性は現場から運ばれた。事件発生から終了まで、ほんの数十秒間だったという。

天安門広場管理委員会は、焼身自殺を図った男性は、地方から来た農民であることを明らかにした。しかし、情報センターが駐北京10カ省の政府当局に宛てた問い合わせに対して、いずれも回答はなかった。天安門公安支局は同事件の発生を認めたが、詳細についてのコメントは控えているという。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。