バチカン:「信者の解放、信仰の自由」を主張、北京当局と協議
【大紀元日本6月22日】カトリック香港教区の陳日君枢機卿は19日、バチカンの特使が監禁された7人の地下教会神職者の安否および今後の扱いについて、北京で中共当局と対話を行っていることを発表した。これに対して、中共外交部(外務省にあたる)スポークスマン姜瑜氏は20日、「一切の情報は得ていない」と同件を否定した。
米国VOAによると、監禁された7人の神父のほとんどが体の弱った老齢であり、最年長は浙江省温州市の林錫黎氏(89)で、軽度の認知症になっており、介護が必要。情報によると、林氏は最近重病に罹り、体の一部が不随になり、流動食しか口に入らないという。しかし、公安当局は林氏を厳しく監視し、外部の者との接触を遮断しているという。
陳枢機卿はメディアに対して、林氏のほか、河北省保定市の蘇志民氏(74)および安樹新氏の両主教は、6年前に中共当局に連行されてから、行方不明になったままと説明した。陳枢機卿は、バチカン側は北京側と、地下教会の信者らがこれ以上に迫害を受けない協議に達成したい意向を示した。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。