上海市公安当局、陳情者多数を勾留・軟禁、上海協力機構会議で警戒
【大紀元日本6月21日】上海市公安当局はこのほど、同市で開催された「上海協力機構会議(上海サミット)」に先立ち、政府によって(住居の)強制的な立ち退きに遭った陳情者多数を拘留・軟禁した。中共当局の人権侵害は、再び国際社会の関心の的となった。
VOAによると、上海協力機構加盟6カ国の首脳による理事会が15日、上海で開かれた。上海市当局は、会議期間中のいわゆる「騒乱」を防止するため、強制的に立ち退き処分に遭った陳情者たちに対する監視を強化した。当局は陳情者が現れると直ちに強制連行し、自宅へ送り返したという。警備強化期間中は、大勢の陳情者が勾留・軟禁された。
王麗卿氏「上海は非常に緊張している」
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