北朝鮮がミサイルに燃料充てんした公算=米政府当局者
複数の米政府当局筋は18日、北朝鮮が長距離弾道ミサイルへの燃料充てんをすでに完了したとみられる、と述べた。北朝鮮が近いうちに試射を実施する可能性が高まっている。
北朝鮮がミサイル試射を実施した場合、米国は日本と協調して厳しい反応を示す方針。16日には、米国から在米の北朝鮮国連外交筋を通じて試射をしないよう警告するメッセージを送ったが、北朝鮮側からの反応はなかった。
米当局筋は匿名を条件に、北朝鮮はミサイル発射を中止する可能性もあるが、いったん充てんした燃料を取り出す作業の複雑さを考えると、中止の可能性はいちだんと低くなっていると語った。
北朝鮮が発射するミサイルは、米国に到達する射程距離を持つ「テポドン2号」とみられている。
[ロイター18日=ワシントン]
関連記事
人気オンラインゲーム「アクシー・インフィニティ」ソフトウェアに対するハッカー攻撃で6.15億米ドル(約780億 […]
[東京 24日 ロイター] – 海上保安庁は、防衛省の情報として、24日午後に北朝鮮から発射された […]
[ジュネーブ 21日 ロイター] - 国連のトマス・オヘア・キンタナ北朝鮮人権状況特別報告者は21日、北朝鮮に対し、政治犯収容施設で劣悪な環境に置かれた多数の人々を解放するよう呼び掛けると同時に、国際社会に核問題とともにこの問題を取り上げるよう促した。 キンタナ氏は、2014年の国連調査で最大12万人が収容施設で拘束されていることが判明したとし、その後も施設に関する報告を受け続けていると述べた。
[東京 11日 ロイター] - 松野博一官房長官は11日の閣議後会見で、北朝鮮による一連の軍事的な行動について、日本や国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できないと述べた。 防衛省は11日、北朝鮮が2月27日と3月5日に発射したミサイルを米政府と連携して分析したところ、いずれも大陸間弾道ミサイル(ICBM)級だったことが分かったと発表した。当該ミサイルの最大射程での発射試験を行う前に
[ソウル 4日 ロイター] - 米国の北朝鮮研究サイト「38ノース」は4日、商業衛星写真を基に、北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)核施設の活動が活発化しているとの見方を示した。 核分裂性物質の生産が行われているほか、施設拡大に向けた基礎工事が進められており、近く実験用軽水炉(ELWR)の稼働が始まる可能性があるという。ただ、プルトニウム抽出のために使用済み核燃料を再処理する放射化学実験室の能力拡大に向けた