中共・温家宝首相、アフリカ歴訪、資源外交を開始

【大紀元日本6月19日】中共・温家宝首相は、17日より1週間にわたり、アフリカ7ヶ国の歴訪を開始した。18日、最初の訪問国エジプトに到着し、ジナフ首相会談を行い、両国間の投資、輸出等について協議した。今年の1月に李肇星外相、4月に胡錦濤総書記のアフリカ訪問に次いで、半年間で中共高官による3度目の訪問となる。今回の訪問は、中共がアフリカとの間のエネルギー経済協力を強化する目的であることから、中共側がエネルギーおよび資源の確保に必死とみられる。

BBCによると、温首相と同行する関係者は、李肇星外相、薄熙来商務相、杜青林農林相、高強衛生部部長(日本厚生労働省にあたる)等である。今回の訪問は、アフリカの対中石油の供給を強化するほか、コンゴ共和国の銅、リベリアの木材およびその他、アフリカの天然資源の貿易を推進することであるとみられる。

中国税関の統計によると、過去5年間の中・アフリカ貿易総額は、毎年100億米ドルから370億米ドル(約1兆1400億円~4兆2180億円)まで急増している。また、電気機械、IT製品等が中共対アフリカ輸出の中で、もっとも成長の早い部分であり、対アフリカ輸出総額の半分を占めているという。

▶ 続きを読む
関連記事
2008年2月、ペルーとドイツの考古学者から成るチームは、ペルーで5500年前に建てられた祭祀、あるいは儀式用の広場を発見したと発表しました。現時点で、アメリカ大陸で発掘された最も古い建築物であるとのことです。
歴史学者は、ピラミッドはファラオの墓と密接な関係があると考えています。820年、アルマムーンはイスラム教徒を率いて、初めてクフ王のピラミッド内に入りました。しかし中にあったのは、何も入っていない石箱だけでした。
学者は1インチを1年の時間単位に置き換え、そして、ピラミッドに関する長さや容積、天文学、数学などと、かの有名な「誤差数字286」を考えあわせた上で分析したところ、ピラミッド内のトンネルの謎を解明しました。
クフ王のピラミッドには、サイズや配置、技術など、いくつかの明確な数字や説明のつかない現象があり、今日でも多くの考古学者や専門家たちを悩ませています。51°、方錐、磁力線との同調は、ピラミッドの安定性の謎です。
クフ王のピラミッドの神秘さにまつわる推測や話題は常に絶えず、特にピラミッドのエネルギーに関して、人々の興味をそそります。ピラミッドの構造、各部分の比例、サイズなど、全てに重大な意義が隠されていると信じる学者たちもいます。